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インターナショナルフェスティバルを実施

 7月30日(金)、本校スポーツアリーナにてインターナショナルフェスティバルを実施しました。これは、国際コース2年生が留学を目前に控えて、本校の学園祭に参加できず、成果発表の場を持つことができないことから、2010年より毎年夏に実施している国際コースの祭典です。

 保護者の皆様や教職員、来賓として学校設定科目KOA Studies 1・Ⅱ(KOA学)を監修いただいている、本校卒業生で京都外国語大学国際貢献学部の宮口貴彰先生にお越しいただきました。

 プログラムの前半にはプレゼンテーションが行われ、高校1年生からはこれまでのKOA学の授業の中で行った課題研究のうち、最も優れていると評価を受けた2グループが研究成果発表を、高校2年生は8月より留学するカナダ・イギリスの州の社会や文化についての紹介をしました。後半はまもなく留学に出発する高校2年生の英語劇です。オリジナルの台本で演じられた劇は夢をもつこと、見つけることをテーマにミュージカル要素を取り入れたものであり、歌あり、ダンスありの見事な出来栄えでした。フェスティバルの最後は、2年生から保護者へ送る恒例のビデオメッセージです。生徒たちはそれぞれ、これまでのサポートへの感謝と留学に向けての決意を表現しました。

 プログラム終了後に宮口先生からいただいたごでは、英語を使いこなしている姿や機動力と発表の内容について高い評価をいただくことができました。教室からZOOMによるネット配信を利用してプログラムを視聴していた高校3年生からも称賛の声が挙がりました。

 このプログラムは、来年度また現1年生に引き継がれていくことになります。年を重ねる毎に確実にレベルアップをしてきたこのプログラムが、来年さらに素晴らしいものになるであろうことがとても楽しみです。




福原先生による講演会を実施

7月5日(月)、国際コースの1年生、2年生が本校のWWL事業 海外交流アドバイザー 福原正大先生(Institution for a Global Society株式会社 代表取締役社長・慶應義塾大学経済学部特任教授)にご講演いただきました。

「世界で活躍できるイノベーティブなグローバル人材」を目指すにあたり、「イノベーティブとは何か?」という質問で始まったご講演は、Society 5.0を迎える社会の圧倒的スピーディな変容においてはグローバルリーダーシップに加えてデジタルスキルを身につけることが急流を乗り越える近道であること、また影響力を行使するコンピテンシーをどのように獲得するのか、そしてそれによって何が可能になるのかと続き、生徒たちは大いなるインスピレーションを得た様子です。

ご講演後の質疑応答では「デジタルスキルを身につけるために必要なことは?」「デジタル化によって文化的、芸術的観点が失われている気がするが?」「グループ内で自分が望まないラベリングをされたときの対策は?」といった質問にご回答いただきました。特に長期留学を45日後に控えた2年生の質問は大幅に時間を延長してご回答いただいても絶えることなく、一旦終了した講演会後もおよそ1時間福原先生の前から質問の列が消えることはありませんでした。「聞けてよかったです」「留学目前で今何をすればいいのか悩んでいたところに道標を示していただきました」「最高でした」といった感想が生徒から口々に聞かれました。

今日のご講演で得たインスピレーションが生徒たちの中でそれぞれの形を成し、大きな花を咲かせることを願って止みません。




ビジネスモデルチャレンジコンテスト(BMC)を実施

 4月17日、国際コース2年生KOA Global Studies2の授業の一環で、日本電産株式会社から審査員として合原様、沼本様の両名にご来校いただき、ビジネスモデルチャレンジコンテストを実施しました。

 コンテストでは、計53名の国際コース2年生が11チームに分かれ、ベトナムにおけるビジネスモデルを提案する発表(プレゼンテーション)を行いました。審査員の2名のベトナムでのご勤務の経験をもとに、まずはビジネスモデルの実現の可能性、加えて、発表のまとめ方やスピーチの姿勢などを基準に採点いただきました。

 どのチームもしっかりした発表で優劣つけがたく審査は難航しましたが、1位が10班の「Baby+」、2位が8班の「RPGゲーム」、3位が2班の「POMELO」でした。

 その他の皆さんも含め、短い期間でしっかりと完成させたと思います。よく頑張りました。 




国際コース1・2年生「KOA Global Studies 」を開始

4月10日、高校国際コースの1・2年生の学校設定科目であるKOA Glogbal Studies1・2が実施されました。

 高校1年生は、これから始まるKOA(コア)学や国際コースの目指すところの説明の後、アイスブレイク(初対面の人と打ち解ける手法)ということで、1対1の自己紹介をクラス全員と実施する、国際コース新入生恒例のイベントを実施しました。1分間の枠を有効に使い、クラスメイトを知ろうとしていました。その後、持参のパソコンなどのモバイル端末を無線LANに接続し、オンライン教育システム(Google Classroom)への接続も無事終了しました。

 高校2年生は、来週に締め切りが迫った、グループビジネスモデル制作に関する校内発表会(ビジネス・モデル・キャンバス、BMC)に向けて発表資料の制作をしました。内容を議論する真剣な眼差しが印象的でした。