令和4年度 WWLコンソーシアム構築支援事業完了報告書等の公開について
令和4年度WWLコンソーシアム構築支援事業完了報告書等を公開しました。(2022年3月31日付完了)
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令和4年度WWLコンソーシアム構築支援事業完了報告書等を公開しました。(2022年3月31日付完了)
令和3年度卒業生たちが作成した卒業論文を掲載しました。
トップバー「STUENDT WORK」からアクセスできます。ぜひご覧ください。
令和3年度WWLコンソーシアム構築支援事業完了報告書
令和3年度探究的な学びの流れ
9月27日(月)に今年度のGlobal Simulation Gaming(2022年1月25日開催予定)のオンラインKick-off Meetingを実施しました。このプログラムでは、これから約4か月間にわたって国際政治を模擬的に体験する取り組みを行います。
一昨年までは、連携校であるフィリピンのSaint Pedro Poveda Collegeより模擬国連クラブのメンバーを招いてオフラインで実施してきたこのプログラムは、昨年度はコロナ禍で残念ながらフィリピンからの参加が得られませんでしたが、初めて国内より愛媛大学附属高等学校の生徒の皆さんのオンライン参加を得て開催することができました。
今年度は国内より4校、海外からはフィリピンの生徒の皆さんの参加を得て、オフライン、オンライン両方を用いたハイブリット式で開催する予定です。
このほど、高校第2学年国際コースの生徒が、イギリスとカナダでそれぞれ留学生活をスタートさせました。
8月下旬、期待と不安に胸をふくらませて留学先に出発。現地ではホストファミリーの温かな歓迎を受け、全員元気に新学期を迎えることができました。
期間は、イギリスは10か月、カナダは10か月または7か月です。グローバルリーダーへの第一歩を踏み出した53名は、現地の高校生たちと共に授業や課外活動に取り組みます(単位取得正規留学)。英語運用能力の向上はもちろん、多くのことを吸収し学びを深めます。成長した姿と再会できるのが楽しみです。
2021年度イギリス留学先
〇ウエスト サセックス州
・Chichester College
・Worthing College
〇イースト サセックス州
・East Sussex College
・Varndean College
2021年度カナダ留学先
〇 アルバータ州
・エドモントン・パブリック教育委員会設置の公立高校
・エドモントン・カトリック教育委員会設置の公立高校
・カルガリー教育委員会設置の公立高校
・レッドディア・パブリック教育委員会設置の公立高校
・レッドディア・カトリック教育委員会設置の公立高校
・ゴールデンヒルズ教育委員会設置の公立高校
〇 オンタリオ州
・アッパーカナダ教育委員会設置の公立高校
・オタワ・カトリック教育委員会設置の公立高校
生徒たちは留学中であっても、本校担任をはじめ、教科担当教員、国際部教員とオンラインでつながり、サポートやアドバイスを受けることができます。生活に落ち着いた頃には、進路指導や大学受験準備も開始し、長期留学と進路達成どちらも妥協せず、手に入れていきます。
高大連携プログラムである京都先端大学キャリアサポートセンター特別講座が、2日(木)・3日(金)の二日間、1・2年生を対象に開かれました。大学キャリアサポートセンター長の宇田川雄彦先生と、副センター長の上島誠司先生に、講師としてお越しいただきました。
☆選択の幅を広げる「能力」をつけよう!(1年生対象)
元新聞記者である上島先生が、「日頃から世の中の動きを察知し、自分がどんな世界に生きているのかを感じる必要がある」とお話しくださいました。また、「目の前のことに一生懸命取り組めば、『やり抜く力』が湧いてくる。大学はそんな学生を待っています!」とエールを送っていただきました。
☆逃げない!隠さない!嘘をつかない!(2年生対象)
観光業に携わってこられた宇田川先生が、大学で担当されている授業「事業構想概論」と「国際観光ビジネス論」を紹介してくださいました。「高校生も常に挑戦を!そして、『逃げない!隠さない!嘘をつかない!』色んなミスを経験し、強い人になって欲しい」と、アドバイスをいただきました。
本校では、キャリア教育をはじめ、中高大連携教育を展開し、学びのフィールドを広げています。今回も、講義を受けた在校生は、自分を成長させる大きなヒントを得る事ができました。
8月5日(木)・6日(金) 1年特Aで「総合的な探求の時間」として実施している「SGS(サイエンス・グローバル・スタディーズ)」の取組として京都先端科学大学 亀岡キャンパスにおいて、理科特別講座「SGS集中講義」を実施しました。生徒の皆さんは「微生物研究室」か「食品機能学研究室」のどちらかのテーマを選び、参加しました。
微生物研究室では、身の回りの微生物について学習しました。実際に、微生物を顕微鏡で観察し、どのように微生物が増殖するのかを分光光度計などの高度な測定装置を用いて調査し、増殖曲線を描き、微生物が爆発的に見える様子を観察しました。
食品機能学研究室では、食品や栄養素の機能について学習しました。最近、抗酸化作用(がんや動脈硬化の予防や老化防止)が注目されているビタミンCについて、実験を行いました。ヨウ素デンプン反応を応用して、さまざまな飲料中に含まれるビタミンCの量を測定し、レモン飲料よりも(酸化防止剤としてビタミンCを添加されている)緑茶のほうがビタミンCが多いことを知りました。
大学での実験を体験する有意義な時間を過ごすことができました。
7月30日(金)、本校スポーツアリーナにてインターナショナルフェスティバルを実施しました。これは、国際コース2年生が留学を目前に控えて、本校の学園祭に参加できず、成果発表の場を持つことができないことから、2010年より毎年夏に実施している国際コースの祭典です。
保護者の皆様や教職員、来賓として学校設定科目KOA Studies 1・Ⅱ(KOA学)を監修いただいている、本校卒業生で京都外国語大学国際貢献学部の宮口貴彰先生にお越しいただきました。
プログラムの前半にはプレゼンテーションが行われ、高校1年生からはこれまでのKOA学の授業の中で行った課題研究のうち、最も優れていると評価を受けた2グループが研究成果発表を、高校2年生は8月より留学するカナダ・イギリスの州の社会や文化についての紹介をしました。後半はまもなく留学に出発する高校2年生の英語劇です。オリジナルの台本で演じられた劇は夢をもつこと、見つけることをテーマにミュージカル要素を取り入れたものであり、歌あり、ダンスありの見事な出来栄えでした。フェスティバルの最後は、2年生から保護者へ送る恒例のビデオメッセージです。生徒たちはそれぞれ、これまでのサポートへの感謝と留学に向けての決意を表現しました。
プログラム終了後に宮口先生からいただいたごでは、英語を使いこなしている姿や機動力と発表の内容について高い評価をいただくことができました。教室からZOOMによるネット配信を利用してプログラムを視聴していた高校3年生からも称賛の声が挙がりました。
このプログラムは、来年度また現1年生に引き継がれていくことになります。年を重ねる毎に確実にレベルアップをしてきたこのプログラムが、来年さらに素晴らしいものになるであろうことがとても楽しみです。
例年、校外で2泊3日の英語漬けの宿泊研修を行っていたイマージョン・キャンプですが、今年は新型コロナウイルス蔓延による制約を受け、7月26、27日の2日間、「イマージョン・デー」というスタイルに変更したプログラムを校内にて実施しました。
このプログラムの目標は、インターナショナルな精神を築くこと、英語で考えたり話したりするための没入型(イマージョン)空間を作ること、そして1年生と2年生が交流を通して親密な関係を築くことです。2日間のプログラムは大成功に終わりました。
1年生、2年生混合の8つのグループに分かれた生徒たちは、2日間かけてイベントの目標を達成するためにさまざまな活動を行いました。
初日のハイライトは、各チームが書いて演じた5分間のスキット(寸劇)と2年生がプレゼンテーションの授業で行った研究をポスターで発表するミニ研究セミナーです。
ミニ研究セミナーの今年のテーマは、外来種、日本の原子力エネルギーの将来、絶滅危惧種などで、例年以上に優れた研究成果が発表されました。
ディベート大会も盛り上がりました。様々なチームが様々な社会的なトピックについてディベートを行い、批判的思考、証拠、使用した英語に基づいてチームにポイントが与えられます。
プログラムの最後には、2年生が日本学術振興会のサイエンス・ダイアログプログラムでご来校いただいた京都大学でご研究中のバングラデシュ人の先生に「木のインテリジェントデザインと木材ベースの持続可能かつ先進的な素材」をテーマに合議をいただきました。
8人の外国人教員と各クラスの担任教員は、このイベントの運営に携わることができ、とても楽しい時間を過ごすことができました。また、生徒たちの成果をとても誇りに思っています。
来年のイマージョン・キャンプの企画が今から楽しみです!
Even though the Immersion Camp faced constraints with the recent surge of COVID-19, great precautions were made to allow the camp to proceed this year. Our goals are always to build a sense of Kokusai spirit, create an immersive space for the students to think and speak in English, and to create a space where first and second year students can interact and build rapport. After two days of activities, we are happy to say that it was a big success. On the first day the students are divided into 8 different groups with a mix of first and second year students, over the two days the students take part in a variety of activities to achieve the goals of the event. Some of the highlights of this year’s camps were a 5 minute skit written and acted out by each team.
Another highlight was the mini research seminar where the second year students do poster presentations of their research carried out in their presentation class. This year showcased some of the best research ever seen in the immersion camp with research topics including invasive species, the future of nuclear energy in Japan, and endangered species. Debates were also a highlight of this year year’s immersion camp, where different teams have to debate various social topics with teams awarded points based on the critical thinking, evidence and English used.
Finally, this year we were fortunate enough to have a guest lecturer, Dr Subir Kumar Biswas from Kyoto University who gave a scintillating lecture on his research into sustainable technology. The second year students found this an insightful lecture that exemplified real world challenges facing world-class research into achieving sustainable solutions. All the teachers had a great time being involved in the organization of the event and are very proud of the achievements of all the students. The teachers are already looking forward to the planning of next year’s Immersion Camp!
7月7日、本校の英語サークルであるGlobal Scholar Society (GSS)サークルでは、京舞篠塚流の篠塚 瑞桜(しのづか ずいおう)先生を講師にお迎えして、「英語で日本舞踊を楽しむ」ワークショップを開催しました。篠塚先生は、日本舞踊教室を主催されている他、国内外での公演、ワークショップ開催、オペラ所作指導など多彩にご活躍されています。
当日は男舞と祇園小唄ご披露をいただいたのち、25名の参加生徒と教員が日本舞踊のミニ体験として、座り方、お辞儀の仕方、そして扇子を使った動作のレクチャーを受けました。本校ネイティブ教員も参加し、和気あいあいと日本舞踊の所作を学ぶことができました。
今後生徒たちが国際交流を行う際に発信することができる日本文化の素晴らしさにまたひとつ触れることができた、貴重な体験となりました。
篠塚先生ありがとうございました。